知っておくべき痔になった時の応急処置

知っておくべき痔になった時の応急処置

痛みが強く歩くのも辛い…そんな経験をした人も少なくないですよね。

こんな時どうしたら良いの?痛みが強い時の対処法って!?

こうした緊急事態の時って一体どうすればいいのでしょう。

は、放っておけば治るものではなく、悪化すればする程、完治までに時間が掛かってしまう上、ご本人が一番つらい思いをすることになります。

しかし、病院に今すぐ行けない、歩けるように応急処置で痛みを和らげてから受診したいと思う人もいるでしょう。

痔の症状が悪化し歩くのも辛いという場合には、応急処置としてセルフケアで症状を緩和させることは可能です。

目次

痔の症状を緩和する効果は?

痔の症状を緩和する効果として…とにかく安静

痔の症状が悪化している際の基本中の基本ですね。

歩けない程、痛みを伴っているのに普段通り生活するのは難しいでしょう。

また、歩けない程痛いということは、歩くだけで患部に負担を掛けてしまうことになります。
歩くのも辛い程、痛みが強い際は、とにかく安静にすることは絶対条件と言っても過言ではないでしょう。

 

患部は冷やす?温める?

患部を冷やす、又は温める(種類による)

自宅でできる応急処置として、切れ痔いぼ痔の場合はホットタオルを使う、又は、湯船に浸かるなどして患部を温めましょう。

患部を温めることで血行が良くなり、痛みを和らげることができます。

また、痔ろうの場合、温める行為は逆効果となりますので注意が必要です。

痔ろうの症状が悪化してしまった際は、濡れタオルなどを使って患部を冷やすようにします。

また、温める方法としてカイロをタオルやガーゼに包んで火傷に注意しながら肛門部に当ててみたり温かいウォシュレットを使用し肛門部を洗浄するのも効果的です。
※ウォシュレットや入浴時の注意を参考にして実施してみてください。

市販薬を使う

市販薬で痔を完治させるのは難しいというのが正直なところですが、今現在、起こっている症状に対し、症状を緩和させる効果は充分にあると言えます。

一口に市販薬と言っても、市販薬には種類があり、痔の種類によっても適用される市販薬は変わってきますので、ご自身の痔の種類に合った市販薬を用いて様子を見ることもおすすめです。

普段から、常備薬として置いておくと安心ですね。

市販薬はどんな種類があるの?

痔の市販薬と言っても、市販薬の中にも複数のタイプがあり、それぞれのタイプと特徴は以下の通りです。

軟膏(塗り薬)

特徴 肛門よりも外側の痔に適した薬

 

注入軟膏

特徴 肛門よりも外側の痔に塗る、又は、お尻に注入して使う両用タイプの塗り薬 肛門よりも内側、外側、どちらにも使うことのできる

 

坐剤

特徴 肛門に挿入し、直腸内の体温によって溶けることで肛門よりも内側の痔にアプローチする薬 肛門よりも内側の痔に適している

 

内服薬(飲み薬)

特徴 痔の症状を緩和させるよう作用してくれる成分が含まれた飲み薬 どのタイプの痔にも適用

それぞれのタイプの痔に合った市販薬を選ぶことをおすすめします。

市販薬は何を使う?

市販薬を使うといってもやっぱりどれを使ってよいのか分からないって方に痔の応急処置として優秀な作用を持つ代表的な2種類の市販薬とそれぞれの特徴について紹介します。

「痔に~は♪」でお馴染みのボラギノール
ボラギノールと言えば痔の薬、痔の薬と言えばボラギノール、と言っても過言ではない程、痔の市販薬としては定番中の定番です。
とはいえ、ボラギノールだけでも複数種類があり、使い方もそれぞれ違うので症状に合わせて使用しましょう。

薬品名 ボラギノールA


炎症抑制効果の高い「プレドニゾロン酢酸エステル」というステロイド性抗炎症成分を使用していますので、炎症に対しての効果が高い反面、長期間使用することで皮膚が薄くなったり赤くなったりする可能性もありますので注意が必要です。
肛門よりも外側の痔の応急処置として適しています。

薬品名 ボラギノールM


ステロイド性抗炎症成分は使用されておらず、「グリチルレチン酸」という成分によって痔による炎症を和らげてくれますので、長期間の使用で起こるリスク少なくなります。
肛門よりも外側の痔の応急処置として適しています。

薬品名 ボラギノールA注入軟膏


炎症抑制効果の高い「プレドニゾロン酢酸エステル」というステロイド性抗炎症成分を使用していますので、炎症に対しての効果が高く、肛門よりも内側、外側、どちらにも使うことのできるタイプのお薬です。日本人のおしりに合わせた形状で作られている為、初めての方でも使いやすく、また、1回限りで使いきるタイプな為、衛生面も安心です。
但し、ステロイド性抗炎症成分を使用していますので長期間の使用は皮膚が薄くなったり赤くなったりするリスクが伴う為、、注意が必要です。

薬品名 ボラギノールA坐剤


炎症抑制効果の高い「プレドニゾロン酢酸エステル」というステロイド性抗炎症成分配合のお薬で、肛門よりも内側の痔に適しています。
直腸内の温度(約37℃)で素早く溶け、患部全体に広がりますので患部に直接届くよう無理矢理挿入しなくても問題ありません。
但し、ステロイド性抗炎症成分を使用していますので長期間の使用は皮膚が薄くなったり赤くなったりするリスクが伴う為、注意が必要です。

薬品名 ボラギノールM坐剤


ステロイド性抗炎症成分は使用されておらず、「グリチルレチン酸」という成分によって痔による炎症を和らげてくれるお薬で、肛門よりも内側の痔に適しています。
直腸内の温度(約37℃)で素早く溶け、患部全体に広がりますので患部に直接届くよう無理矢理挿入しなくても問題なく、ステロイド性抗炎症成分が使われていないことで、長期間の使用によって起こるリスクが軽減されます。

薬品名 内服ボラギノールEP


「ボタンピ(牡丹皮)」「セイヨウトチノキの種子」「シコン(紫根)」という3つの生薬が配合された内服タイプのお薬です。
痔核(いぼ痔)やきれ痔の原因となる直腸肛門部の血液循環障害を改善する効果に加え抗炎症作用、痔核(いぼ痔)、きれ痔による痛み、出血、はれ、かゆみなどの症状を改善するよう働きかけます。
どのタイプの痔にも適していますので、外用薬との併用もおすすめです。

 

ボラギノールと並び、痔の薬としては主流となるプリザエース。
プリザエースにも、複数種類が存在し、使い方も同じ様にそれぞれ変わります。

 

薬品名 プリザエース軟膏


痔による炎症を抑える8種類の有効成分によって痔のつらい痛みや急な出血に効果を発揮します。スーッとする心地良い使用感があるのも特徴で、肛門よりも外側の痔に適しています。

薬品名 プリザクールジェル


かゆみを鎮める「クロルフェニラミンマレイン酸塩」という成分や腫れを抑える「塩酸テトラヒドロゾリン」などを配合したステロイドが使われていないお薬です。
ヒンヤリとしたクールな使用感がある為、痛みや出血にももちろん効果的ですが、かゆみや腫れの症状が強い肛門よりも外側の痔に適しています。

薬品名 プリザエース注入軟膏T


肛門よりも内側、外側、どちらのタイプの痔にも使うことの出来る軟膏タイプのお薬です。
使い切りタイプなので、衛生面も安心。
また、スーッとした使用感があるので、かゆみや腫れが強い時にもおすすめです。

薬品名 プリザエース坐剤T


炎症を抑える「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」や痛みの症状を緩和する「リドカイン」出血を抑制する「塩酸テトラヒドロゾリン」など7種類の有効成分配合でつらい痛みや急な出血に対処します。
スーッとした使用感で、肛門の内側の痔に効果的です。

薬品名 プリザエース坐剤S


炎症を抑える「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」を始めとした有効成分配合で、肛門よりも内側の痔の症状に効果を発揮します。プリザエース坐剤Tよりもやや穏やかな効き目となる特徴があります。

薬品名 プリザ漢方内服薬


トウキ、サイコ、オウゴン、カンゾウ、シュウマ、ダイオウといった便秘や痔に効果的な生薬が配合された漢方主体の内服薬で、痔のつらい症状を内側からケアするよう作用します。
基本的にはどのタイプの痔にも効果的ですが、特に便秘がちな方におすすめです。また、外用薬と併用されても良いでしょう。

本当に痔に効く市販薬は何?

ここまで、痔に効く市販薬として、代表的な2つの市販薬を紹介してきましたが、応急処置として使えるのはどちらなのでしょう。

ボラギノールとプリザエース、使われている成分にやや違いはあるものの効能に関してはどちらもほとんど変わらないというのが正直なところです。

それぞれの違いとしては・・・

痔に効く有効成分をシンプルに配合しているのが「ボラギノール
痔に効く有効成分にプラスα使用感にもこだわっているのが「プリザエース

痔の症状を緩和させる効果としては、どちらも効果的で差はありませんが、おすすめとしては出血や痛みなどが強くシンプルに使いたい方は「ボラギノール」、かゆみや腫れなどの症状が強く、患部をスーッとさせたい方は「プリザエース」を選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

まずは早めに病院を受診して下さい。

なぜなら痔の種類によって治療方法が異なり、痔なのか他の病気なのかの判断が難しいからです。

歩くのも辛いほど痛みが伴っている場合、病院を受診するのも大変かと思いますが、一番は病院を受診する事です。

セルフケアはあくまでも応急処置として考え、病院での治療によって完治を目指して下さいね。

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