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看護部 看護主任 プロフィール

医療法人高樹会 ふじた医院 看護部 看護主任  三宅 香織

 

私は小さい頃から注射が大嫌い、病院が大嫌い…そのきっかけは幼稚園児の時、学校医の先生に震える手で打たれた予防接種の注射を失敗されたのがきっかけでした。それからというもの、私はすべての注射と言う物に恐怖を覚え、そんな私の体を押さえつけてまで行う看護師や医師という存在さえ大嫌いになりました。

 

そんな私に転機が訪れたのは高校に入ってからです。当時付き合った彼のお母さんの職種が看護師というのは聞いて知っていました。しかしまだその時は挨拶程度で、ちゃんと話した事もなく、どんな人かは知りませんでした。そんなある日、私はバイクで交通事故を起こしてしまったのです。

彼が、当時流血する私を必死で連れて行ってくれたのは、彼のお母さんが勤務する病院でした。しかし、その病院は皮膚科で対応ができませんでしたが、病院の先生が総合病院に連絡し手配をしてくれ、勤務中にも関わらず、彼のお母さんが付き添い病院へと連れて行ってくれたのです。自分の両親が到着するまでの間ずっと「大丈夫、大丈夫」と私を気遣い、何度も声を掛けてくれ、動揺していた私は安心感を覚えていきました。

この事故をきっかけに彼のお母さんと色々と話す様になり、あんなに嫌いだった看護師という職業がいつの間にか、なりたいと思うようになってきました。

 

卒業後の進路を決める際に私は両親と相談し、看護師を目指す事を決めました。ただ、私は進学したとしても元々自立したい、親には迷惑をかけたくないという気持ちが強く、相談したところ、父親の友人が看護学校の先生で入学を勧めてくれ、働きながら資格の取れる准看護学校に入学しました。入学当初は知りませんでしたが、実際現場で働いていると、患者様に対してしっかりと対応したい、その為には准看の勉強内容では不十分で知識が浅はかすぎると思う様になり、今の学校の能力ではダメだ、もっと勉強がしたいという気持ちが強くなり卒業と同時に准看と同様、働きながら勉学のできる専門学校に入学しました。専門学校での生活はもっと大変で、昼間仕事をし、夕方から夜遅くまで授業、そのあとすぐに夜勤に入るなど仕事と学校を繰り返す毎日でしたが、親友と呼べる沢山の仲間ができ、充実した毎日を送り無事卒業と同時に試験に合格しました。

 

卒業した私は叔父の勧めもあり、病院という現場から一度離れ企業看護師というまた新たな世界に飛び込んでみました。最初勤務した会社は、ご高齢である相談役の体調管理や栄養管理、在宅中の食事のメニュー作成など、全国を飛び回る相談役が1日でも元気で過ごせ、何かあれば直ぐに対応出来る様に周囲と連携しておく事が私の使命でした。一般社員とは話す事も顔を合わすこともない様な相談役と一緒に過ごし、話す事ができたのは、自分の人生の中でも決して味わうことの出来ない貴重な体験や時間を過ごす事ができました。しかし、ご高齢であった相談役の体調悪化に伴い入院され闘病生活を送るようになり退職を決めた頃には天寿を全うされました。

私は次の勤務先を考えようとしていた際、訪れた職業安定所で大手企業の企業看護師の募集の最中で、経歴を知った相手先より、是非とアプローチされ、病院の現場に戻ろうと考えていた私ですがまたもや企業看護師として働く事になったのです。

そこでは社員の健康管理、他企業看護師との連携、他支店への出張、実際の現場に出向き社員の環境調査への動向、運輸安全管理との連携など、これもまた他とは違った雰囲気を味わいながら産業医と共に予防医学という観点から仕事に取組んでいました。ここでも充実した毎日を送っていましたが、社員と一緒に訪れる病院でテキパキと働く看護師を見るとやっぱり現場に戻りたいという気持ちがあったのも嘘ではありませんでした。

 

会社員として仕事をしていましたが、やがて結婚し、出産をきっかけに専業主婦として家庭に入り子育てという環境に私は身を置きました。しかし、子供が大きく元気に育つと病院という現場に戻って仕事がしたいという強い気持ちが再び芽生えてきました。

 

「やっぱり病院で働きたい」

 

子供の成長に合わせ私は再就職先を探し、また現場に戻りたいという願い通り、総合病院に復帰しました。そこでは病棟勤務を転々としながら仕事をこなしていました。しかし、そこは総合病院であった為、患者様の退院後の生活状況が分からず、たまに外来に行った時に顔を合わせたり、病状を悪化させて再入院や救急搬送されてくる姿を見るのがほとんどでした。いつしかそんな自分にもやもやしながら生活をしていたのです。

 

「このもやもやとする感情を解くには…」

 

いっそそれなら外来のみのクリニックに勤務しようかと再就職先を悩んでいた私の目に飛び込んできたのは「ふじた医院」の存在でした。施設を持たない、往診し患者様の在宅生活を手助けする、送迎し通院困難な患者様にフォローを行っている!!

 

「ここだ!! 私の勤めたいと考えている職場はここだ!!」

 

私は夫を説得して協力を得、今の勤務先である「ふじた医院」に再就職を決め、勤務を始めました。少しでも元気で自分の家で過ごしたい、そんな環境を叶えてくれるのは「ふじた医院」という存在だと私は思っています。

 

総合病院で勤務していた時に感じた私のもやもやとした感情…

退院すれば後は外来だけ?

1人で通院できない人は?
足腰悪いのに1人でタクシー呼んで歩いて来るの?

家族が仕事を休んで通院に付き添って来るの?

話し相手はいるの?

高齢同士の夫婦が寄り添う様に生活しているの?

食事はきちんと食べてた?

 

再び救急搬送されて来院された時にこんな感情が一つでも消える様に…

だからこそ「ふじた医院」に来てほしい、頼ってほしいと願っています。