日常生活のなかで、悪心という言葉を聞きなれない人多いでしょう。嘔吐や吐き気といわれれば、ほとんどの人が知っています。悪心は様々な原因で多くの方が感じる症状ですが、場合によっては「病気につながる」または「病気の初期症状」などの可能性があるので、嘔吐や吐き気を伴う悪心は注意が必要です。
今回は、「悪心はどのような状態をいうのか?」や「悪心になってしまったときにはどうすればいいのか?」を説明していきます。
また、香川県善通寺にあるふじた医院では、悪心の治療を行っています。香川県に住んでいて嘔吐や吐き気などの悪心の症状に悩まされている人は、ぜひ善通寺にあるふじた医院へお越しください。
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目次
悪心(おしん)とは?
悪心・嘔吐は、誰にでも起こることのある身近な症状のため、原因になりうることや対処法を覚えておくといざというときに役立ちます。
悪心とは、簡単に説明すると吐き気のことを指します。
胃や胸にかけて不快感があり、胃の内容物を吐きだしそうな状態、嘔吐しそうな状態のことをいいます。
悪心・嘔吐の状態になると、胃の内容物を吐きだしてしまいそうになるだけではなく、多量の冷や汗がでる、不快感から唾液が沢山でるなどの症状を伴うこともあります。
また、貧血による悪心が起こる、顔色が悪くなるなどの症状や、倦怠感、疲労感、脱力感などを伴う場合もあります。
悪心には、中枢性嘔吐、反射性嘔吐、化学受容器引き金帯によるものなどがあり、嘔吐神経を刺激することで起こるとされています。
また、消化器系に問題がある場合や、精神的な問題、薬の副作用、ガンなどの治療によるものがあります。
さらに、脳の疾患がある場合、中耳炎などの耳の病気によるもの、肝硬変、妊娠による悪阻によるものなどによっても引き起こされることから、さまざまな原因が考えられます。
悪心は、普段健康な状態の人でも急に起こることがあるため、自分では予防できない場合があります。
ただ、病気が原因であること、悪心の原因に心当たりがある場合には予防することもできます。そのため、原因や対処法を知識として身につけておくといいでしょう。
悪心(おしん)、嘔吐の原因と種類

悪心・嘔吐にはいくつかの種類があり、原因や症状も異なります。
悪心・嘔吐にはさまざまな原因や要因が考えられますので、症状が現れたり、症状が治まらなかったり、頻繁に症状が現れるなどの場合には、医師の診断を受け、適切な治療を行いましょう。
ここからは、悪心・嘔吐の種類や原因について詳しく説明していきます。
中枢性嘔吐
中枢性嘔吐は、脳のなかにある嘔吐中枢に刺激が与えられることによって起こる症状です。
原因として挙げられるのは、ストレスなどの精神的な問題や、脳の問題などです。
具体的には、脳出血やくも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍などの脳の病気が原因となり、脳の圧が高くなってしまうことで、脳内の中枢神経が刺激されて悪心が起こります。
また、乗り物で酔ってしまった場合や、メニエール病などの病気によるもの、アルコールの摂取によるもの、腎臓病、ホルモンの影響や抗がん剤の副作用によって起こるものなど原因はさまざまです。
末梢性嘔吐
末梢性嘔吐(反射性嘔吐)は、主に消化器系などの内臓系の疾患によるものです。
消化器系の疾患としては、十二指腸潰瘍、腸閉塞、急性胃腸炎などの病気が悪心を引き起こす原因になります。
また、腎盂腎炎や慢性腎臓病などの腎臓の疾患や、胆管炎、胆のう炎、急性膵炎、胆石などといった肝臓や胆のうの病気が原因となっている場合があります。
さらに、心筋梗塞などの心臓の病気が悪心・嘔吐の原因となっている場合もあります。
日々気をつけよう!予防法について
前述にあるように悪心・嘔吐にはさまざまな原因が潜んでいることがあります。
悪心によって病院に行くことにならないよう、しっかりとした予防をすることも大切です。
ここからは、悪心・嘔吐の予防法についていくつか紹介します。
中枢性嘔吐の予防
中枢性嘔吐が起こる場合には、ストレスの軽減やストレスを取り除くことが必要です。
日々のストレスの積み重ねは、想像以上に身体の負担になります。
そのため、趣味やスポーツ、音楽鑑賞を行うなど、自分に合っているストレス解消法を見つけ、ストレスを感じる場所を避けるなどの対処を行いましょう。
末梢性嘔吐の対処
消化器系などの内臓系に疾患があり、内臓が弱い人などは、普段の生活から食べすぎや飲みすぎなどをしないように心がけましょう。
普段の生活では、消化の良いものをなるべく食べるようにし、脂っこいものなどは避け、アルコールなどはなるべく控えましょう。
アルコールを飲む場合には、飲む前に食事をするなど、空腹時をなるべく避けて消化器になるべく刺激を与えないようにしましょう。
乗り物酔いの予防
乗り物に酔いやすい人のなかには、悪心や嘔吐を引き起こす人もいます。
そのため、乗り物に乗る予定があるときなどには、充分な睡眠をとり、体調を整えるようにしましょう。
また、乗り物に乗る場合には、酔い止めの薬を服用するなどの対処を行いましょう。
抗がん剤などへの対処
抗がん剤の副作用によって悪心・嘔吐が起こる場合には、しっかりとその旨を医師に伝えた上で相談しましょう。
場合によっては、悪心・嘔吐の症状を抑える薬の投与や、薬の投与の方法の変更などによって症状が抑えられる場合があるので、しっかりと相談をすることが大切です。
病院で処方する薬について

悪心の原因を探るとき、はっきりとわからない場合があります。
そのため、悪心が起こったときは安易に自己診断をせずに、病院での検査や対処、薬の処方をしてもらいましょう。
また、処方される薬には副作用などが現れる場合があります。
処方された薬による副作用がひどい場合にはしっかりと医師に相談しましょう。
病院で処方される薬は原因や症状によってさまざまなため、それぞれの悪心に対し、どのような薬が処方されるか見ておきましょう。
悪心治療のために病院で処方される薬
処方される薬 | 症状・原因 |
制吐剤 | ストレスなどの外的要因など |
抗ヒスタミン剤 | 動くと悪心が悪化する場合や、めまいを伴う悪心の場合など |
ドパミン受容体拮抗薬 | 悪心が続いていて治まらないなど |
消化管運動亢進役 | 食べ物を食べたあとに悪心が起こる場合や、便秘による悪心の場合など |
ふじた医院の悪心治療
悪心は身近にある症状であり、身体に大きな負担をかける症状でもあります。悪心が起こった際には、できるだけ医師による治療を受け、早めの改善を行いましょう。
香川県善通寺のふじた医院では、悪心の治療を行っています。
香川県で住んでいる人で悪心に悩まされている場合は、ぜひ当院での治療を行ってください。
医師:藤田博崇
時間:8:30~18:00(土曜日営業、木曜日は13:00まで営業、日祝日休診)
入院あり
住所:香川県善通寺市上吉田町4-5-1
電話:0877-62-0555
詳細はご予約完了時にお伝えしております。
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