神経痛にともなう痛みやしびれ。
症状がひどくなると、毎日の生活にまで大きな影響を及ぼしてしまいます。
そんな神経痛による痛みは、放置する期間が長くなるほど、痛みを緩和するのが難しくなります。
正しい予防法を身に付けて、毎日の暮らしをより豊かなものにしましょう。
また、香川県善通寺のふじた医院では、神経痛の診察・治療を行っています。
香川県に住んでいる人で神経痛に悩まされている人は、当院へお越しください。
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目次
神経痛とは?
神経痛とは、末梢神経の圧迫や炎症で刺激された部分の周囲の神経に痛みやしびれを感じた痛みの総称のこと。
厳密には「神経痛」という病名ではなく、医師の診察を受ければ「坐骨神経痛」や「三叉神経痛」など細かく分かれて診断されます。
しびれで歩行に不安を感じる人や、顔面の片側が麻痺したような感覚を覚える人など、症状も種類によって異なります。
誰でも患う可能性があり、悩まされている人がとても多い傾向のある痛みです。
神経痛の原因
私たちの身体には、隅々まで神経が張り巡らされています。
神経は主に、
- ○体温や血圧を調整する自律神経
- ○脳の指令通りに筋肉を動かすための運動神経
- ○痛みや感触などを伝える感覚神経
の3種類が挙げられます。
例えば、指先でものを触れば、末梢神経から中枢神経に情報を送り、そこから脳に伝達します。
神経痛の原因は、その末梢神経がさまざまな要因で刺激を受け、異常を感じることに起因します。
神経痛は、運動不足の人や長時間同じ姿勢でいることが多い人がなりやすい傾向があります。
理由としては、同じ姿勢が続いて神経が圧迫されると、坐骨神経痛の症状がでてくる場合があるためです。
神経痛をともなう疾患
「神経痛」という名前が付かなくても、神経痛の原因となる疾患があります。
神経痛の症状や原因について知る前に、これらの疾患がどのようなものなのかを覚えておきましょう。
帯状疱疹
まず、帯状ヘルペスとも呼ばれる帯状疱疹。
ウイルスにより引き起こされる水ぶくれが主な症状ですが、神経にダメージを受けて神経痛の後遺症が残ることがあります。
そこまで深刻になるケースは稀なものの、疲れやストレスで免疫力が落ちている方、高齢者などは発症しやすくなります。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアも神経が深く関わっています。
高齢者の場合は歩行に影響がでることがあります。
背骨のなかにある脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されると脊柱管狭窄症になる可能性があります。
毛根管症候群
毛根管症候群は手の関節にある毛根管が慢性的に圧迫されることによって起こる疾患です。
これにより、毛根管のなかに通っている神経が圧迫され、神経痛を起こす場合があります
主にパソコンをよく使う人にでやすい症状です。
神経痛の種類と症状

神経痛といっても種類はさまざまあります。
細かく分けると10種類以上ありますが、多くの方が悩んでいる代表的なものは3つです。
ここからは、代表的な3つの神経痛について解説していきます。
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)
神経痛でもっとも多い割合を占めている坐骨神経痛。
お尻から太もも、ふくらはぎにかけて体内を通っている坐骨神経が関係しています。
坐骨神経が圧迫されるなどしてダメージを受けると、電気が走ったような痛みやしびれ、感覚の麻痺が表れます。
右半身・左半身のどちらかだけであることが多く、ひどい人は歩くのも困難になります。
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)
肋間神経は背中から胸にかけて通っている神経です。
この領域に表れる肋間神経痛は、圧迫や刺激が主な原因です。
ウイルスが原因になることもあります。
肋間神経痛は、大きな声をだしたときや息を大きく吸い込んだときなど、肋骨が動くときに痛みを感じます。
こちらも右半身・左半身のどちらかだけに症状がでる場合が多い傾向です。
三叉神経痛(さんさしんけいつう)
三叉神経痛は、顔が麻痺するような違和感がでるのが特徴です。
疲れやストレスによって自律神経が乱れたときに発症することが多く、脳腫瘍や脳動脈瘤の異常によって引き起こされることもあるので注意が必要です。
目の周りや目の奥、額、頬など、ピリピリとした痛みやしびれを感じたら三叉神経痛の可能性があります。
神経痛の予防法
神経痛を予防するために大切なのは、正しい姿勢と生活習慣を心がけることです。
どのような生活を心がければ神経痛を予防できるかについて知り、自分の身体を守っていきましょう。
正しい姿勢をキープする
立っているときも座っているときも、常に正しい姿勢をキープしましょう。
立っているときは、頭のてっぺんから糸で吊られているイメージで、耳の穴からくるぶしまでを一直線に。
座っているときは、背筋を伸ばし、あごを引っ込めましょう。
ただ、長時間同じ姿勢を続けていると、神経痛の原因となる疾患などの危険性が高まるので避けるようにしましょう。
生活習慣を正すこと
生活習慣では、バランスの良い食事と適度な運動、そして充分な睡眠をとること、ストレスを溜めないよう意識しましょう。
食事は、血流をよくするDHA・EPA、ビタミンAやビタミンEなどを積極的にとるように心がけるようにしてください。
睡眠は1日8時間ほどとるようにし、アイマスクをするなどして、身体が充分に休めるような環境を作るようにしましょう。
また、神経痛の原因となるストレスには、肉体的・精神的の2種類があり、知らない間に溜まっているので、完全に防ぐことはできないでしょう。
ただ、冷えや過度な労働を避けるようにすれば、ある程度のストレスを防ぐことができます。
冷えを防ぐのであれば、冬場や夏のエアコンによる身体の冷えを避け、温かいお風呂に入るなど身体を内側から温める習慣を心がけてください。
過度な労働を避けたいのであれば、立ちくらみや目眩などの疲れを感じた際に無理をせず、すぐに休息をとるようにしてください。
神経痛で痛みが出たときの対処法

どのタイプの神経痛にも共通していることは、動くと痛みが増すということです。
そのため、全ての神経痛に共通する対処法は、激しい動きや重いものを持つなどの動作を避け、なるべく安静にすることです。
ただ、神経痛の種類によっては、痛みのでる部位が異なるため、対処法が少し違ってきます。
では、種類ごとに神経痛の痛みに対する対処法を解説していきます。
坐骨神経痛の対処法
坐骨神経痛の痛みは、腰に負担をかけると発生します。
なるべく椅子などに座らないように心がけ、腰に負担をかけない姿勢で横になりましょう。
肋間神経痛の対処法
肋間神経痛の場合、痛みを和らげるために横になるとかえって悪化することがあります。
そのため、上半身を起こして、楽な姿勢をキープしましょう。
三叉神経痛の対処法
三叉神経痛は顔に起こる神経痛なので、安静にしていても痛みが引かないことがほとんどです。
もし、痛みが激しく、改善したいのであれば、直ちにかかりつけの病院にて診察・治療を受けてください。
ふじた医院の神経痛治療
神経痛は痛みが和らいだからといって、対策を怠ると再発を繰り返すことがあります。
日頃から正しい姿勢を保ち、運動を心がけるなど、再発を防止することに努めましょう。
万が一、神経痛が発生・再発した場合、香川県善通寺にあるふじた医院へお越しください。
ふじた医院では、神経痛の診察から治療まで一貫して行うので、神経痛の根本的な改善を目指すことができます。
神経痛の発生・再発に悩まされている人は、ぜひ香川県善通寺にあるふじた医院へお越しください。
医師:藤田博崇
時間:9:00~18:00(土曜日営業、木曜日は13:00まで営業、日祝日休診)
入院あり
住所:香川県善通寺市上吉田町4-5-1
電話:0877-62-0555
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30年以上にわたり、地域医療に根差し、入院、在宅医療も含めてリハビリや手術などの西洋医学だけでなく、整体、マッサージ、鍼灸や漢方等の東洋医学も取り入れるなどあらゆる方法を用いて治療し、症状を改善している病院です。