外傷には、さまざまな名称がありますが普段からよく耳にするのは挫創(ざそう)と挫傷(ざしょう)です。
挫創と挫傷という言葉を耳にしても深く考えることは少ないでしょう。
意味がよくわからないという人や、怪我をした際の応急手当や、どこの病院に行くべきなのかわからない人がいます。
自分の体が怪我をしたときに、対処できるようにしましょう。
今回は香川県善通寺のふじた医院が医学的観点から挫創について解説していきます。
また、挫創の治療で病院を探している方は、お気軽にふじた医院までお問い合わせください。
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電話番号:0877-62-0555
目次
「挫創」と「挫傷」の違い
外傷には様々な名称があります。
その中でも、挫創と挫傷はとても似ている名称に挙げられます。
ここでは、挫創と挫傷の違いについて解説していきます。
挫創はどういった症状?
名前は知っているけど、いざ「挫創ってなに?」と聞かれたら説明できない人が多いのではないでしょうか?
簡単に説明すると、挫創は転落や打撲のときに受けた傷で、傷が開いていることをいいます。
小さい子供は、いろんなことに好奇心が旺盛なのでいろんな怪我をしたりします。
例えば、子供が裸足で砂場を歩きガラスが踏んだために、そのガラスが足に入り込むこともあるでしょう。このようなケースで皮膚を傷つけてしまった場合も挫創と呼びます。
切り傷や刺し傷等を含めたのを挫創といい、挫創の症状は、切れたところから血が出ます。
大きな血管が傷ついてしまうと傷口から黴菌が入り、その箇所が大きく腫れあがります。
挫傷はどういった症状?
挫創と名前が似ているので、同じ意味だと思っている人が多いですが、挫傷とは全く異なります。
挫創と挫傷は打撲によって受けるところまでは同じですが、挫傷は皮膚に傷がついていません。
皮膚の表面に傷がついていないからといって、安心というわけではありません。
挫傷は皮膚の皮下組織や、深部に傷がいっているので治るのに時間がかかる場合があります。
打ち身の打撲も挫傷です。
例えばスポーツ選手に多く、みられるのが肉離れも挫傷といい、正確な名称は筋挫傷です。
準備運動を十分に行わず、急激な運動を行った場合にみられるのが筋挫傷ですが、筋肉に大量の血が発生したために起こります。
筋挫傷では軽度から重度がありますが、重度の場合は歩くのもかなり痛いほどです。
切り傷、さし傷の応急手当
小さい切り傷の場合は、清潔なガーゼを使って消毒し、出血が止まらない場合はバンドエイドを使って出血を止めるのが一般的です。
しかし、傷口が深く血が止まらない場合の応急処置は他にもあります。
例えば子供が遊んでいてガラスで手首を切ってしまった。
血がたくさん出る場合は出血をすることが大切なのですが手首をガーゼやタオルなどで手首を固定し押させます。
そして心臓より高い位置の上に手首をあげておきます。
もし、神経を切っている場合は大変なので血の流れをしっかり止めましょう。
日常生活では予期しない怪我があらゆる場面であります。
例えば、玄関のドアで頭をぶつけて頭から血が出た場合は、まず止血をしっかりする。
どこの部分が怪我をしたのかとか傷口の大きさを確認してください。
頭を打った場合は、そのときは大丈夫でもあとから頭痛や吐き気がある場合があるので24時間体制で様子をみる必要があります。
そして、刺し傷とは、バラのとげや、鉛筆や割りばしやナイフ、カッターなどで切った場合をいいます。
刺し傷の応急処置としては何で怪我をしたかによって応急処置の違いはあります。
まずバラのとげの刺し傷の場合は目視で確認できる場合はピンセットで取り消毒で十分ですが、
それでもとげが取れない場合は病院へ行ってとげを抜いてもらいましょう。
ガラスを踏んでしまってガラスの破片が手足の中に入って放置していると細菌感染などを起こす場合があるので止血をしっかりして病院での治療を必ず受けましょう。
挫創の治療は何科に行けばいいの?
挫創の治療は一般には形成外科に行きましょう。
例えば足を怪我している場合は形成外科ですが、耳の場合は耳鼻科、そして目の場合は眼科になります。
でも、怪我をしている箇所によって何科に行くかは違いがあるので、必ず病院へ行く前に電話で確認したほうがよいでしょう。
傷口の大きさや、傷の場所、いつどこでどのように怪我をしたということを明確に伝えられるようにメモをして電話をしましょう。
そうすればスムースに何科で診断したほうがよいか教えてくれます。
挫創を病院で治療する重要性
一般的な傷口は1週間から10日で傷口は治りますが、傷の大きさが深かったりすると2週間以上かかることがあります。
病院で治療するときの重要性として知っておくことがあります。
一般的に形成外科で治療が行われるのですが自分自身で判断ができない場合があります。
怪我は、初期治療が大事で縫合治療が必要なのに家庭の判断し、その結果一生消えない傷が残ってしまうということがあります。
病院では血管の損傷を直し、専門的な洗浄をしてくれるので傷口感染をしっかり予防してくれるので挫創は病院で手当をするほうが好ましいです。
病院での挫創の治療について
傷口が深かったりすると縫合で処置することがほとんどです。
縫合は傷口が治るのは早いのですが、今では縫わずにテープなどで傷口をふさいでいくというステリテープというものがあります。
縫合という方法は麻酔を使って行う場合は、暴れまくる子供を押さえつけて注射を行うのでかなりの至難の業です。
だから、小さい傷であればテープで治療するほうが、子供にとっても親にとってもいいので、
治療方法を事前に確認したほうがいいでしょう。
また小さなお子さんをお持ちの親御さんだと、皮膚に傷が残るのに抵抗を感じることもあるので
どんな方法の処置があるのかを事前に確認したほうがいいでしょう。
ふじた医院の挫創治療
ふじた医院では怪我をしてしまった場合の応急処置はもちろん、完治まで治療しています。香川県内にお住まいまたは、近隣にお住まいの方で「怪我をして困っている」「どこの病院に行けばいいか分からない」という方は、お気軽にふじた医院へお問い合わせください。
医師:藤田博崇
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